Table of Contents
この記事について
この記事は、「どうしてタンクスイッチは揉めるのかについて」、実際に自分でタンクで遊んでいても論争になっていたので、メモしておきます。
時期的に、今回は、ネタバレとかは回避しておきます。
タンクスイッチとは
そもそも、タンクスイッチとは、なんなんでしょうか。
わたしもタンクは、そこまで遊んでいるわけではないのですが、一応今回の極くらいは倒しているので、超雑に説明してみたいと思います。
昔のコンテンツは、8人パーティで、MTがボスのターゲットを取って戦闘を開始すると、ずーーーーーーーーーっと、最後までMTがターゲットを持っていました。
STの出番は、MTが運悪く死んでしまったときくらいだったりしたようです。
さすがにこれだと、STは、防御力が高いけど殴られないから意味がない上、火力は、DPSより出ないとかいう悲しい感じになってしまいます。
一応対策としてタンクにも攻撃スタンスを付けるという名案もあったようですが、それでもさすがにDPSより火力が出ることはありません。
じゃあ、戦闘中に絶対タンクが交代するようにしちゃえば良いじゃん。
って、ヨシダが言ったかどうかは、ちょっと分かりませんが、そんなギミックが実装されました。
主に使うアクションは、下記の2つで、結構効果をごっちゃにされている方もいるので、一応簡単に触れておきます。
・挑発(リキャスト30秒)
対象を挑発し、自身への敵視を最高位にしたうえで、さらに自身への敵視を上昇させる。
敵視は、ヘイトともいわれ、基本的には、敵から見て一番高いキャラに敵が攻撃をしてきます。
ここでポイントなのが、「敵視を最高位に」という点です。
「敵視を最高位に」というのは、使った時点のパーティ内で一番敵視が高い人の敵視が基準になっています。
ちなみに、自身の敵視が最高位の場合に挑発をしても、自身の敵視が多少上がるだけです。
例えば、24人レイドとかで挑発した場合には、他のパーティにその敵の敵視が一番高い人が居る場合もあるため、自分にターゲットが来なかったりします。
・シャーク(リキャスト2分)
自身に向けられている敵視の25%を対象のパーティメンバーに移す。
ポイントは、使った時点での、自身の敵視を移すので、自身の敵視は減ってしまうという点です。
余談ですが、昔はシャークが存在しなかったため、タンクスイッチは、挑発のみでされていた時代もありました。
以上を前提にしたタンクスイッチは、大体のコンテンツで下記のように攻略されています。
開始時点では、MTがタンク1、STがタンク2になります。
1.敵(極蛮神等)は、その時ターゲットを持っているタンク1に、大ダメージ+防御力大幅減のデバフの攻撃をする
2.タンク2は、敵に挑発をする
3.タンク1は、タンク2にシャークをする
(実際には、宗派により、途中でタンクスタンスの入り切りをしている人もいます)
まず、2.でタンク2が挑発をしない場合は、タンク1が続く敵のAA等で、確実に死ぬようにできています。
3.でタンク1がシャークをしない場合も、敵のターゲットがふらついた場合に、タンク1が続く敵のAA等で死ぬ可能性が残ります。
具体的には、タンク1がフル零式装備で、タンク2がわたしみたいに、適当装備のなんちゃってスキル回しだったりする場合です。
失敗例としては、とにかく、前記のタンク1が、2.より先に、タンク2にシャークを入れてしまう事案です。
タンク1がタンク2にシャークを入れると、そもそものタンク1の敵視が減ってしまいます。
つまり、2.で、タンク2は、タンク1に挑発をするのですが、その時得られる敵視は、減った後のタンク1の敵視になってしまうのです。
さらに、タンク1は、まだシャークのリキャストが来ていないので、タンク2は、純粋に挑発で上乗せされるわずかな敵視差で、タンク1からターゲットを取り続けなければいけなくなります。
ここで、タンク1がタンクスタンスを入れっぱなしにする宗派の場合は、敵のターゲットが不安定になって、大体パーティが壊滅します。
この挑発の後にシャークをしない場合が、今回の問題の遠因になっています。
どうして今回のタンクスイッチは揉めるのか
それでは、どうして今回のタンクスイッチは揉めているのでしょうか。
それは、タンクスイッチには、お手軽簡単流と、ヘンタイ流との2つの流派があるからです。
お手軽簡単流
1つ目のお手軽簡単流は、これまでの極とかでもされていた方法で、通常のタンクスイッチの3.の後に、以下の操作が続きます。
4.タンク1は、自分の防御力大幅減のデバフが消えるのを待つ
5.タンク1は、敵に挑発を入れて、ターゲットを取り返す
6.タンク2は、タンク1にシャークをする
この方法の場合は、タンクスイッチの時だけ、タンク間でボスのターゲットが交換されるので、タンクの立ち位置は、ほぼ変わりません。
このため、タンクのマクロ散開位置は、タンク1は、ずっとMT位置で、タンク2は、ずっとST位置になります。
これまでの極レベルくらいまでのコンテンツは、とりあえず大体これでできていました。
問題は、今回実装の極なんちゃらで、一部でタンクスイッチの間隔が狭すぎることにより、シャークのリキャストが返ってこないような場合があるらしい点です。
例えば、お手軽簡単流では、1.~6.までの間に、タンク1とタンク2とでそれぞれ1回づつシャークをしています。
つまり、シャークのリキャストである2分以内に、もう一回1.が来た場合は、シャークのリキャストが返ってきていません。
このため、3.と6.とが出来ずに、タンクスイッチが不安定になってしまうのです。
ヘンタイ流
2つ目のヘンタイ流は、3.で終了で、タンクスイッチ後は、タンク2が敵のターゲットを持ち続けます。
このため、タンクスイッチ後のタンクの散開位置マクロは、立ち位置の都合で、タンク2がMTの場所、タンク1がSTの場所で読み替える必要が出てきてしまうのです。
これは、MTがエリア基準で南方向を向くのに対し、STがエリア基準で北方向を向く点も合わせて地味に混乱します。
また、LB3系の散開マクロで、MTがエリア基準左上なのに対し、STがエリア基準右下な点なのも追い打ちで、ますます混乱するのです。
ちなみに、ヘンタイ流で再度タンクスイッチをすると、さらに最初の分担で、散開位置マクロの読み替えになります。
この辺は、さすがに面倒くさいと思ったのか、現在の主流は、問題のないLB2と雑魚とは最初のMTとSTとの散開方向で対応するみたいなマイナールールも出始めており、さらにややこしいことになっています。
一方で、ヘンタイ流の場合は、6.がありませんので、タンク2のシャークは、未使用になります。
次の1.が来たときは、タンク1がタンク2になりますから、前回の1、から2分以内であっても、3.でシャークを打つことが可能になり、タンクスイッチは、安定するようです。
まとめ
と言う訳で、どちらにも利点があるのですが、少なくとも現時点のマクロでは、タンクがお手軽簡単流とヘンタイ流のどっちでやるのかが書いてあるものを見かけたことがありません。
これが理由で何度か壊滅したことがありますので、揉めてしまうのも仕方がないのかもしれませんね。
今回一番プレイしているパターンは、前記の通り、ヘンタイ流で、LB2と雑魚との方向のみ、開始時で固定と言うものでしょうか。
とりあえず、RFのシャキ待ちや、パーティ募集の埋まり待ちが大変なので、早くマクロが統一されて、タンクさんが一杯増えますように。
最新記事 by nekoneko14 (全て見る)
- 【FF14】滅アライアンスレイド「滅暗闇の雲激闘戦」の報酬は、最終装備がありそうです。 - 2024年12月19日
- 【FF14】ニトウィケって誰だっけから入るお得意様取引・ニトウィケ攻略めも。 - 2024年12月18日
- 【FF14】パッチ7.1向けギャザラー用新式装備の簡単作り方講座めも。 - 2024年11月20日