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この記事について
この記事は、漆黒のヴィランズ編で受注することができるロールクエストのヒーラ編について振り返りつつ紹介する記事です。
ロールクエストのヒーラ編の内容について完全に開示するタイプではありませんが、実装から1年以上経過ということで、一部に核心的なネタバレを含むのでご注意ください。
あらすじ
殺戮郷村ホルミンスターでの騒ぎを解決して、レイクランドに夜を取り戻した闇の戦士は、クリスタリウムの酒場である彷徨う階段亭で、はぐれ罪喰いの話と、その中の四使徒の話とを聞くことになります。
四使徒とは、アルバート達である第1世界の光の戦士のうちの4人とそっくりな格好をした強力な罪喰いのようで、その討伐には賞金がかけられていました。
その賞金稼ぎのうちの一人が、ロールクエストのヒーラ編のメインキャラになるドワーフのジオットです。
このジオットは、飲んだくれの上に、強いんだか弱いんだか分からないノリで、ちょっと他のシリアス一直線なロールクエストとは、異色な感じで進行していくことになります。
ちなみに、ロールクエストのヒーラ編だけ、ジャーナルのクエスト進行段階ごとの末文の書きっぷりもなんか色々おかしなことになっています。
ジオットは、はぐれ罪喰いのうちソープロシュネーの討伐を目指す賞金稼ぎのドワーフです。
外見としては、ララフェルくらいの体格で、ドワーフの伝統衣装を全身にまとい、ハンマー状の武器を背負っています。
見た目的には、割としっかりしたドワーフなのですが、言動がいろいろ飲んだくれていて残念なタイプです。
ソープロシュネーは、第1世界の光の戦士のうちの白魔導士であるラミットの外見とそっくりな罪喰いです。
このソープロシュネーは、強力な回復能力を持ち、倒された他の罪喰いを蘇生する(レイズ?)、自らも倒されても生き返る(リレイズ?)等割と白魔導士らしい力を持ちます。
そこで困ったジオットは、主人公である闇の戦士と協力して、ソープロシュネー討伐に乗り出す形になります。
以後の展開は、ジオットと闇の戦士とのソープロシュネーの討伐作戦と、ソープロシュネーこと、超える力で見せられる中のラミットの過去の冒険とが並列して進んでいきます。
ジオットと闇の戦士とのソープロシュネーの討伐作戦は、何度かのソープロシュネーとの遭遇と、ラミットの過去の冒険とから得られた情報により、ソープロシュネーを追い詰めていき、ついには討伐するという流れになります。
ここでは詳細は割愛します。
超える力で見せられる中のラミットの過去の冒険は、第1世界の光の戦士であるアルバートと、ドワーフの村を飛び出して冒険を始めたラミットとの出会いから始まります。
ラミットは、アルバートと出会ってから一緒に冒険し、クエストをクリアしたり、装備を新調したり、仲間を増やしたり、順調の冒険に冒険を進めていきます。
ラミットの目的は、妹の病気であるドヴェルグ病を治すためのロンカに伝わる古代の大再生魔法リバイヴの習得です。
紆余曲折あり、アルバートパーティの協力でリバイヴを取得したラミットは、故郷であるトメラの村に戻り、妹たちの病気を治すのでした。
しかし、その行為がトメラ村の最長老の怒りに触れ、ラミットは、トメラの村を追放になってしまいます。
一方で、そのラミットの行為に感謝したラミットの妹を始めとする元ドヴェルグ病患者たちは、ラミットと一緒にトメラの村を出ることにしたのでした。
問題はここで、元ドヴェルグ病患者たちが一緒に村を出てしまったことでした。
このしばらく後に、第一世界では、光の氾濫が発生し、トメラの村から出た元ドヴエルグ病患者たちのほとんどが罪喰いになったと予想されたからです。
確かに劇中でもトメラの村があるコルシア島は、トメラの村と、ユールモア以外は、かなり寂れた感じになっています。
このため、ソープロシュネーは、コルシア島で倒れた罪喰いを蘇生し続けているというのが、ジオットの推測になります、
故郷を捨てなければならなくなってしまったラミットは、その後、第1世界の光の戦士として、第1世界の黒幕的な影の王やアシエン達を倒し、結局光の氾濫を引き起こして、元ドヴェルグ病患者達の罪喰い化の原因を作ってしまうことになります。
ソープロシュネーを倒した後に残された、光を失い、欠けたクリスタルを、闇の戦士が拾い上げると、ラミット当人の想いが流れ出します。
それは、妹の病を治すために凄い頑張ったこと、その旅で世界を知り、守りたいと思ったこと、そしてアルバートへの想いです。
一方で、ラミットや、その妹である元ドヴェルグ病患者達がトメラ村を追放される原因になった最長老は、ジオットの先祖であることも分かります。
このことを知ったジオットは、自分もトメラ村を出てクリスタリウムで暮らすことになるのでした。
ちなみに、ロールクエストが進行されていると、実際にクリスタリウムにいるジオットも、ドワーフ族の掟である兜を外した状態で出てきます。
そして闇の戦士は、オリジナルアシエンであるエメトセルクとの決着をつけるために、ラストダンジョンである終末幻想アーモロートへ向かうことになるのでした。
いずれかのロールクエストで得られるクリスタルが、レベル79のメインクエストのフサフサの要求アイテムになっています。
感想
特に良かったと思うのは、ラミットの回想の中の冒険が、自分自身もヒーラでプレイしている場合、割と自分の思い出とも被る辺りでしょうか。
ラミット達は、ある意味、バッドエンドを迎えてしまった世界線の闇の戦士みたいな部分もあり、その中のヒーラと言えば、そりゃ感情移入もひとしおです。
また、戦闘シーンは、自分でラミットを操作する形で進行するので、なおさらです。
こんなところに来て、前述のような展開です。
つまり、ラミットは、凄い頑張ったのに、結局誰も何も救えなかったことになるわけなんですよね。
その上に、誰にも本当に世界を救いたかったことを知られないまま、光の氾濫を起こした大罪人として、少なくとも数百年は語り継がれてしまうというオマケまでついてしまった辺りは、非常にかわいそうで、こんなの泣くしかありません。
トドメに、元々ドワーフ(ララフェル)のエモートは、かなり色々インパクトが大きいものが多いので、あんなふうに構成されてしまうと、さらに攻撃力アップみたいな感じになっています。
ホルミンスターじゃなくて、滅ぶべきなのは、トメラの村じゃなかったんですかね。
また、このクエストのメインキャラであるジオットも、他のロールクエとは違いかなりギャグ寄りの色付けになっており、飲んだくれだったり、割とめちゃくちゃなことばっかり言っていたりと、かなりきつめの展開の中で救いになっていて結構お気に入りのキャラです。
てか、ドワーフパンチとはいったい。
まとめ
このクエストは、第1世界の光の戦士のうち白魔導士に当たるラミットの過去を追体験することができるクエストです。
未プレイで、ヒーラでもプレイしているとか、ララフェルが大好きな方とかには、この記事では意図的に本筋以外を省略していますので、実プレイがお勧めだと思います。
ちなみに、全てのロールクエストをクリアすると、エクストラクエストが開放されるのですが、こちらは、全てのロールクエストの伏線の回収が行われるような内容になっていますので、こちらに興味がある方にもお勧めです。
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