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この記事について
この記事は、FF14のジョブの一つである暗黒騎士のレベル50までのジョブクエストの内容を振り返りながら紹介しています。
ジョブクエストの内容について、完全に開示するタイプではありませんが、フレイがざっくり誰なのか分かる感じで書いているため、一部に核心的なネタバレを含みますので、ご注意ください。
あらすじ
このジョブクエストは、イジュガルドの下層で、ジョブクエストで以後中心的になるフレイという人物に出会い、ジョブクリスタルを受け取るところから始まります。
以後は、基本的に暗黒としての戦い方をフレイから指導される形で進むのですが、その中で、徐々にフレイという人物のうちに秘めた悩みみたいなものが明かされていく流れです。
やがてフレイは、暴走を始めて、主人公である光の戦士と対峙することになります。
そこで明かされたフレイの正体は、なんと光の戦士の負の感情といっても良い部分だったのです。
つまり、光の戦士である自分です。
負の感情とは言っても、良くありがちな展開の悪い部分という意味ではありません。
怒りや恐れ憎しみといった、いわゆる英雄である光の戦士には、ふさわしくない部分のことです。
この押し殺された負の感情が累積し、形をとったのがフレイという訳です。
もっと、正確に言うと、今まで一緒に旅をしてきた暗黒騎士のフレイの外見は、ジョブクエストの冒頭で、イシュガルドの決闘裁判で敗れて死亡していた暗黒騎士フレイのものということになります。
フレイである負の感情は、暗黒騎士フレイが今際の際に光の戦士から吸収したエーテルにより、暗黒騎士フレイに宿って、そのエーテルで活動してたようです。
つまり、ウォーキングデッドのようなものでしょうか。
その証左に最終決戦でエーテルの尽きかけたフレイは、プレイヤーごとの光の戦士と全く同じ姿になり、暗黒剣を構えて最後の戦いを挑んできます。
フレイの行動の動機は、光の戦士が英雄として歩んでいくにあたって、感じてきた怒りや恐れや憎しみといった負の感情を押し殺すことにより、光の戦士が壊れてしまうことを心配してのことでした。
フレイとの戦いは、最終的には光の戦士が勝利を収めます。
そして、力及ばなかったフレイは、最後まで光の戦士のことを案じて消えようとします。
しかし、光の戦士は、改めてフレイのことを受け入れ、共に歩むことにしたのでした。
感想
実はこの暗黒騎士のジョブクエストは、アマロ取得(全戦闘ジョブをレベル80にカンスト)レベルに色々なジョブクエストをクリアしてる人に聞いても、大体トップに上がるレベルの人気のジョブクエストだったりします。
特にうまいと思ったのが、ある意味で、メインクエストの補完になっていると感じた部分でしょうか。
メインクエスト中の主人公、自分であり、いわゆる光の戦士は、基本的に喋らない上、割と英雄として真っすぐに進んでいきます。
尺の都合か、基本的に凄い良い人で、目の前に困っているひとが居れば、自分の身を顧みず突っ込んで助け、自分自身は、あまり悩んだり、怒ったり、恐れたり、戦いの辛さを口にすることもありません。
演出の都合か、この辺りは、周囲を固めるメインキャラ達や、メインキャラ達からの気づかい等で間接的に表現されるだけの場合がほとんどです。
つまり、あえて言ってしまえば、光の戦士は、怒りも恐れも悩みもしないスーパーマンというか、非常に人間味のない奴と言うこともできると思います。
一方で、光の戦士の敵は、大体人知を超えていて、作戦は、大体突っ込んでって一番強いやつを倒してこいみたいな雑さで、失敗した場合のリカバリープランもなく、生死は、一発勝負です。
普通に考えたら、超ブラック企業で毎回毎回、炎上している修羅場に放り込まれ、死ぬまで使い捨てられる派遣プログラマーみたいな所があります。
特に新生末期の蒼天直前のシナリオは、かなり酷い展開でした。
人間味が欠片もあれば、酷いストレスを感じないはずがないんですね。
私は、この部分を大声で代弁してくれたのが、フレイであるみたいに感じました。
我が身として振り返ってみれば、このままでは、英雄である光の戦士っていう看板のせいで世界に殺されるみたいな懸念は確かにあります。
考えたら、みんなエオルゼアの心配ばっかりしてるけど、ここまで必死に、自分である光の戦士の心配をしてくれる奴は、いなかったみたいな視点で新たな気付きがありました。
少なくとも紅蓮以前までのシナリオでは、フレイだけだったと思います。
そんな訳でメインクエストとセットで読むと、凄いしっくりくるんですね。
メインクエストだけだと、基本的には、メチャクチャ良い奴の光の戦士が、能動的に、毎回毎回自分から危険に飛び込んで人助けして、繰り返して世界を救ってるんだからどこにも問題ないじゃんみたいになりますけど。
当然あるべき、普通の葛藤を思い出させてくれる感じのジョブクエストでした。
ちなみに、イベントラストのフレイ(SS3枚目)に割り当てられている英雄の影身という名前は、暗黒騎士のレベル80で覚える「影身具現」と言うアクションで現れる彼の名前だったりします。
まとめ
読み直してみると、確かに面白いジョブクエストなので、未プレイの方には、結構お勧めです。
あらすじ部分は、意図的にかなり割愛していますので、イベントシーンを見ながら実際にプレイすると結構感触が違うと思います。
特に今までは、このジョブクエストを読む上では、暗黒騎士のプレイ難易度が高い点が問題でした。
しかし、レベル80キャップでは、相当遊びやすくなったので、プレイチャンスだと思います。
具体的には、ヘイトを入れて、設置型AOEを置いて、Dotを入れて、コンボを3ルート回してMPを回復させつつ、アクション強化のダークアーツからの派生アクションを使用するとかいう変態向けの仕様でした。
しかも、スキル回しを間違えてMPが切れると、なぜか何もできなくなって完全に詰むみたいな非常に面倒くさいジョブだったのですが、この辺が丸ごとなくなって遊びやすく強いジョブになっています。
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