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この記事について
この記事は、『【FF14】『サンドリア:ザ・セカンドウォーク』の元ネタを元現役プレイヤー視点でめもしてみました。』です。
今回も遊んでいた方には刺さるネタが多かったので、多分、未プレイの方が引っかかってしまう感じの部分をメインでさらっていこうと思います。
サンドリア:ザ・セカンドウォークとは
『サンドリア:ザ・セカンドウォーク』は、パッチ7.3で実装されたいわゆる24人レイドですね。
受注条件は、クロニクルクエスト「ジュノへ」をコンプリートしていることです。
要は、今回実装のメインクエストは放置でも大丈夫です。
解放クエストは、トライヨラの伝令役の勇連隊士からスタートです。
ジュノの時のクエストのラストの所からですね。
内容としては、前回同様にFF11とのコラボになっており、さすがの自社コラボでかなりガチ濃厚なパクリ・・もとい、コラボ具合になっています。
なお、初回は、某ららんらんどさんというCWLS主催さんで、ららへる限定アライアンスで特攻してきました。
FF11用語辞典 ~ウィンダスの仲間たち版~
今回も、元のネタの紹介をする際に、合わせてURLを張っている場合は、全部こちらのサイトになります。
このサイトは、超大昔から存在するFF11の情報サイトで、現在に至るまで困ったら大体ここを見ると乗っているとかいう有名バケモノサイトです。
私も復帰してみて、まだあったんだとか思いました。
〇FF11用語辞典
なお、以下、引用の範囲のSSの権利表記は、© SQUARE ENIXです。
解放イベント編
解放クエスト名
今回はまずクエスト名ですね。
『一万年の夢の~』というのは、FF11側の1個目の拡張パッケージのミッション(メインクエスト的なもの)のラストにあたる『1万年の夢の終わりに』というミッション名に酷似しています。
詳細は後述しますが、FF11側の話をすると、今回の4ボスのエルドナーシュは、1万年かけた計画で今のヴァナディールを滅ぼそうとするのですが。
冒険者(FF11側のプレイヤー)のせいで失敗してしまいます。
そのことが、原作では『~終わり』と表現されており、FF14では、『~残響』と表現されているのだと思います。
オーク
こちらは、FF11の初期キャップくらいで遊んでいた方は、死ぬほど見ることになった蛮族のオークですね。
ダボイというフィールド辺りにいて、レベル上げで朝から晩まで狩った記憶がうっすらあります。
FF14では出てこないのですが、多分まじめに著作権を考えると、全世界で発売されるタイトル的には、オークが出てくるのはちょっとやばいかなって回避したような感じはしますね。
レイド編
道中1
サンドリア
今回のタイトルになっているサンドリアのお城前広場ですね。
サンドリアは、FF14でいうところの初期3国の一つで、西洋の騎士文化的なものが強い設定の国です。
今回のコラボでは、1エリアしか実装されなかったのですが。
実際には複数のエリアがあり、ゲームの進行次第では、画像にあるドラギーユ城の中に入ることもできます。
初期ミッションのシナリオでは、ウィンダスに比べると落書きレベルとか言われていた結構微妙な国なのですが。
まさかの3つ目の拡張パッケージの『アルタナの神兵』では、色々あってほぼメイン格で大活躍する国です。
ちなみにFF11版だと下記のような感じで、3国の大使館とかがあります。
今の時期は、FF11版の夏祭りに当たるあますず祭り中なので、ちょっと感じが違います。
テキスト
ちょっとわかりづらい感じのテキストなのですが、FF11側の初期の方のクエストの話に触れられています。
サンドリアの初期のクエストの中ではかなり知名度の高いクエストで、その名も『意地・根性』、またの名を『太公望クエスト』と言います。
上のテキストの通り、兄弟のいずれかに、フナ系の魚を渡すクエストなのですが。
なんとフナ系の合計1万匹納品で、太公望の釣竿という竿系のレリックみたいな竿が入手できます。
当然ながらそう簡単にクリアできるクエストではなく、太公望の釣竿は、持っているだけでかなりのステータスのシロモノでした。
FF11の竿は、FF14同様に釣りで使うものなのですが。
FF11の竿は、べきべき折れまくって使えなくなる中、この太公望の釣竿は、なかなか折れないので重宝されていた記憶がうっすらあります。
FF14側の同名のアイテムと大体同じ立ち位置のものですね。
詳細はこちら。
https://wiki.ffo.jp/html/2750.html
余談ですが、今回の拡張パッケージは、コラボでサンドリアを出しておきながら、メインストーリーでもアレクサンドリアが出てくる妙な感じになっています。
ロンフォール
ロンフォールは、サンドリアの外のフィールドですね。
実は、24人レイドに突入した後すぐ流れる曲こそが、ロンフォールの曲であり、実際のサンドリアの曲は別にあったりします。
いわゆる初期フィールドになっており、FF14側のグリダニアだと、黒衣森に相当します。
黒衣森同様、ロンフォールにも西と東があった気がするのですが、遊んだ範囲では良く分かりませんでした。
とにかく、上記のオークや、ミミズ、ウサギがたくさんいる森だった気がします。
FF11版だとこんな感じですね。
ちょっと探したのですが、こんな感じに坂になっているところがなかなかなく・・。
ホルレーの岩峰
ホルレーの岩峰は、西ロンフォールから入ったところにあるゲルスパというオークだらけのエリアからめちゃくちゃ奥に進んでいくとたどり着けるエリアです。
現行だとだとワープで一発だったりもしますが。
FF11側だと、BF側は単なる洞窟だったので、温泉側で撮りました。
ロケーション的には、初期ミッションのチェックポイントだったり、印章と呼ばれるガチャ系の戦闘コンテンツの入り口だったりしますね。
入口と出口が近いので、比較的連戦しやすいところです。
2エリア目は、本来だとホルレーの岩峰にあるバーニングサークル(丸い奴)から入ったところのエリアです。
初期ミッションだと、サンドリア編で、いわゆる3国ドラゴンとかと戦わされた記憶がうっすらとあります。
FF11側のバーニングサークルはこんな感じです。
1ボス
1ボスは、PLLでもあったように、麒麟でした。
書いた人が、よほど思い入れが深いのかやたら長いテキストになっていますが。
まず外見から補足です。
FF11は、20年ぐらい昔のゲームなので、よほどの敵以外は、基本的にグラフィックが使い回りや色違いになります。
FF11できりんといえば、いわゆるFF14でもハウジングの置物とかにあるダルメルになるのですが。
さすがにあんなのがボスモンスターで出てきたら、さすがにバグかと思います。
都合で東洋風の麒麟イメージで、マンティコア系が流用されたんじゃないかと思います。
そして、こいつは、前回のファヴニルと同じ、いわゆる凄い強い装備を落とす初期HNMの一種類なのですが。
出現方法が、テキストにあるように非常にややこしいことになっています。
まず、前回の『ジュノ~』で出てきたトゥー・リアに出現するNMを倒して、いわゆる四神のトリガーを手に入れます。
もうまずこのNMが取り合いで、1度倒されるといわゆるリポップ時間が存在するため、上記のテキストのように他のLSと取り合いになってしまうのですね。
うちのLSも、土曜は朝からこのNM探しみたいな固定になっていて、正直頭が狂っていたと思います。
この四神のトリガーを手に入れることができると、ようやく、FF14でも出てきている白虎、朱雀、青龍、玄武の四神に挑むことができます。
なお、この段階で、四神に負けると、トリガー集めからやり直しです。
この四神を倒すとドロップするトリガーが、麒麟のトリガーになっており、ここまでやってようやく麒麟に挑めるという設計です。
そりゃ、ドロップも99999999ギルとかしますわ。
詳細は下記です。
https://wiki.ffo.jp/html/4224.html
うちもさすがに麒麟大袖は持っていなかったのですが、ハズレ枠の麒麟棍の方は持っていました。
結構回数倒したんですけどね。
この麒麟大袖は、FF14の方でもエウレカ関連の装備として実装されています。
なお、ドロップはアイテムだけではなく、初回に麒麟を討伐した際には、専用の称号も入手することができます。
称号の名称は『キリンキャプティヴェイター』なのですが、今回のFF14側の強攻撃のキャストになっていて、思わず2度見しました。
道中2
道中2は、FF11側の2つめの拡張パッケージの『プロマシアの呪縛』中で、かなりの難所だったミッションバトルが舞台ですね。
もっとも、私も飛空艇が一杯出てくるミッションがあったのは覚えていたのですが。
ここで出てくるバハムートがインパクト過ぎて、とっさに思い出せなかったんですね。
某さっちゃんから教えてようやく思い出した感じです。
このバトル中に出てくる船が、いわゆるFF11タイプの標準の飛空艇で、こんなにたくさん飛んでるシーンはここだけだったので、確かに記憶に残っています。
FF11側のストーリーとしては、真龍を倒しに行く船団という感じになります。
詳細は下記です。
https://wiki.ffo.jp/html/7854.html
2ボス
2ボスはアルテマとオメガでした。
FF11でアルテマ、オメガっていうと、リンバスの方を思い浮かべるのですが。
ミッション版のほうですね。
テキストの内容については、FF14側の方で、カムラナートが言っていることの補完になっています。
https://wiki.ffo.jp/html/7855.html
道中3
道中3は、まさかのクフィムでした。
場所的には、FF14側にも出てきているジュノの下にあるエリアで、ジュノ港からさらに地下に降りるとたどり着くことができます。
一番奥に見える塔がデルクフの塔で、最上階が3ボスのいるエリアになります。
ここで見ておきたいのがオーロラでしょうか。
普通に見ると風景なのですが、ここで出てくる敵の編成に、ライトエレメンタルさんがいたと思います。
実は、FF11のライトエレメンタルさんは、天候がオーロラの時にしか出てこない敵なので、雰囲気が出ているなあという感じでした。
このライトエレメンタルさんは、光のクリスタルを落とす敵で有名で、金策とかでよく探しに行ってた記憶がうっすらあります。
FF11側だと、こんな感じなのですが、こちらもデルクフの塔がダイレクトに見える場所はありませんでした。
一番奥の白いところが、デルクフの塔の入り口になります。
なので、前評判だとボスディンと勘違いする方が多かったんだと思います。
テキスト
これも割と生々しい感じですね。
FF11のレベル上げは、FF14でいうところのエウレカやクレセントアイルのように、雑魚狩りだけで上げていくような感じでした。
このため、レベル上げの効率は、その日揃えたptの構成と、どこで狩るか、つまりリーダーの手腕で完全に変わってきてしまいます。
一番上のミミズやカニは、ptのレベル帯によって、一番おいしい敵の種類が変わってくるので、どんどん変わっていくというイメージであっていると思います。
ロランベリー耕地もクフィム辺りと同じレベル帯の狩場で、ジュノを出て結構南のフィールドですね。
3ボス
3ボスは、予め顔見せがあったようにカムラナートでした。
結構凄い人みたいな感じのテキストになっていますが。
ゲーム中で実際に描かれるのは、アルタナミッションで、『ジュノ攻防戦』で獣人と密通してジュノを滅ぼそうとする方の歴史だったりするので、イメージ的には、普通にクソ野郎です。
テキストの通り、古代の民との関係が示唆されていますが、FF11側のシナリオでは、これとダイレクトに戦っていく感じなので、噂の通りだったことが分かります。
カムラナートが、そもそもの古代の民本人ということですね。
余談ですが、このカムラナートは、レベル65キャップ時代に実装されたミッションのボスだったのですが。
FF11のミッションの場合は、基本的に実装のレベルキャップでは勝つのが難しいバランスで実装されることが多く、こいつもめちゃくちゃ強くて大変でした。
こういった部分もあって、このカムラナートとかが活躍する1つめの拡張パッケージの『ジラートの幻影』は、あまり評判が良くなかった記憶があります。
セリフについても、かなりの箇所で原作が流用されています。
https://wiki.ffo.jp/html/1876.html
道中4
道中4は、まさかのル・アビタウ神殿でした。
なんでまさかのっていうかというと、場所的には、『ジュノ~』で出てきたトゥー・リアで、内側に見えていた真っ白い建物の中だからですね。
麒麟とかが居るのもここになります。
中はかなり巨大なオープンダンジョンになっており、当時はマップを見る習慣もなかったので、右手を壁に付きながら進んで、突き当りを右に行って・・みたいな覚え方をしていた記憶が結構あります。
存外回数来るので、FF14では信じられないのですが、「ゲーム内の道を覚える」とかいう異常事態がちょいちょい発生していました。
赤い警告光みたいなのは、ジラートミッションの『宿星の座 』中のみの特殊演出ですね。
この後ラスボス戦になるのですが、FF11の場合は、冒険者(プレイヤー)が負けると、大体ヴァナディールが滅びるとかいう展開ばっかりで、かなり雰囲気が出ていました。
FF11側だと下記のような感じで、普段は普通に白い感じです。
テキスト
こちらは、『ジラートの幻影』の世界観が記載されており、バトル中のエルドナーシュのセリフの補完になっている印象です。
この指導者たちというのが、カムラナートと、エルドナーシュということになります。
問題は、ジラートミッションをクリアしても、結局プレイヤーには、彼らの目指す真世界なるものが、エヴァンゲリオンの人類補完計画みたいなやつかな、くらいにしか理解できなかった辺りですかね。
結局、今のヴァナディールの世界がぶっ壊れる以外のことは、良く分かりませんでした。
4ボス
4ボスは、まさかのコナン君、もといエルドナーシュでした。
いわゆる、『ジラートの幻影』のラスボスです。
詳細については、カムラナートとほぼ同様なので省略します。
っていうか、噂の精度が高すぎて笑ってしまいました。
FF11側をプレイすると、ほぼほぼ事実なのが分かります。
なんというか、FF14的には悪い奴だった版水晶公みたいな感じでしょうか。
余談ですが、人前に姿を見せなくなったのは、腕利きの冒険者(プレイヤー)が倒してしまったからであり、設定的には、国家元首をぶっ殺したということになります。
セリフについても、かなりの箇所で原作が流用されています。
https://wiki.ffo.jp/html/1878.html
余談ですが、ラスボス戦で切り替わった後の下のフィールドは、アル・タユという通称海と言われていたフィールドです。
前回のトゥー・リアが空と言われてたので、海の底みたいな感じですかね。
という対応を取ると、今回は、前回出てきたトゥー・リアの内側のル・アビタウ神殿だったので、次回は、アル・タユの奥の方に見えている建物の中のル・メトの園とか、天象の鎖で展開するのかもしれませんね。
レイド後イベント編
ウルミア
ウルミアは、『プロマシアの呪縛』だとほぼメインキャラ扱いで、大体プリッシュと一緒に出てくるキャラですね。
ミッション内では大活躍で、プリッシュと並んで名前を挙げる人も多いと思います。
詩人系のキャラで、現行環境だとフェイスの一人として呼べます。
MP回復歌のバラードを使ってくれるタイプで、pt編成によっては結構重宝します。
下の画像がフェイスで呼び出した時の感じです。
https://wiki.ffo.jp/html/4752.html
世界に在りて君は何を願うのか?
意外にクエストの流れにあっているタイトルで、違和感は薄めなのですが。
こちらのクエスト名も、FF11側の『ジラートの幻影』と『プロマシアの呪縛』という2つの拡張パッケージのクリア前提でしか挑むことのできない特殊クエストから引かれています。
内容もデカめのタイトルにふさわしく、FF11の初期パッケージ~プロマシアの呪縛までのラスボスが全員出てきたところに、こちらも今まで出てきた人類側の最強メンバーで挑むとかいう熱い展開でした。
クリアで排出されるイヤリングも、当時としては頭一つ抜けた強力な装備でしたね。
それまでの全ミッションクリアの上、この特殊クエストのクリアが要求されることもあり、ステータス的な部分もあったと思います。
https://wiki.ffo.jp/html/7291.html
ジュノテキスト1
こちらは、クリア後にジュノに追加されるテキストですね。
実は、FF11においても、サービス開始時の黒魔はかなりの不遇ジョブでした。
FF14でいうところのDPSなのに、サポートジョブでつけている白魔のケアルIIの連打がメインみたいな感じのプレイが多かったんですね。
ところが、ある日突然、属性杖とよばれる、対応する属性の魔法の威力を上げるとかいうもの実装されたんですね。
そして、古代魔法マジックバーストとかいう狩り方が主流になり、黒魔さんもptに1席もらえるようになったのでした。
多分FF14でも実装されている下の杖が、イメージに近いと思います。
余談ですが、マジックバーストは、連携の締めに合わせるように魔法を着弾させる技です。
なのに、なぜフレアの詠唱開始を合図に連携を開始しているかというと、フレアの詠唱が長すぎて、先に連携を開始してしまうと、フレアの詠唱が完成する前に、マジックバーストの受付時間が終わってしまうからだと思います。
マジックバースト自体は、現行環境でも使われているので、狩り募集によっては、黒魔でもptに入れたりします。
ただ、ファストキャストやヘイスト性能の高度化により、連携の〆1発に対して、マジックバーストを2回入れないとダメだったり、ダメージについてもカンストダメージくらいを要求される世界になってしまっています。
https://wiki.ffo.jp/html/805.html
ジュノテキスト2
今回のパッチから、ジュノにいるミスラ族の冒険者のテキストが、装備しているFF11関係の装備品について教えて感じに差し替わっています。
問題のバーミリオクロークは、FF11で始めて実装されたMPリジェネのつくリフレシュという効果付きの頭+胴装備です。
作るためには、FF11のエウレカにもいる、キングアスタロトというHNMを倒して、ドロップを入手する必要があったのですが。
テキストにもあるように、一時期だけ、前回の『ジュノ~』で出てきたアクエリアスというカニも落としていたんですね。
ただ、当然に物凄い取り合いになってしまい、後からドロップしないように修正されたとかいういわくつきのアイテムでした。
FF14内だと下記のような性能です。
こちらは、現行でもエウレカ内での補正装備としては、かなり優秀なので、うちのカバンの中には入っていますね。
次回について
・・・とか言ってますので、次回は、『プロマシアの幻影』のラスボスのプロマシアさんなんじゃないかと思います。
関連の深いプリッシュもいますしね。
まとめ
『サンドリア:ザ・セカンドウォーク』は、お予算の都合かもしれませんが、もう少しエリアの広さを頑張ってほしい感じだったでしょうか。
曲や雰囲気は、凄くよかったのですが、『ジュノ~』と比べてしまうと、イベントエリアもなくて、ちょっと残念だった気がします。