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この記事について
この記事は、「【FF14】グラフィックボードを更新してベンチマークを比較してみた」です。
もろもろの事情があり、FF14を遊んでいるパソコンのグラフィックボードを更新してみたので、あまりお金のない方で、現在グラフィックボードの更新を検討されている方とか向けです。
グラフィックボードを更新しようと思った理由
グラフィックボードを更新しようと思った理由は、主に3つあります。
一つ目は、希望の園エデンのプレイ中に、再生編になってから、時折画面がカクカクすることが増えたからなんですね。
またこのカクカクが、微妙なコマ送りみたいなものが多く、凄い気持ち悪いです。
そしてなにより、カクカクすると死にます。
二つ目は、去年の年末位に、最新のグラフィックボード世代が発売されたことでしょうか。
つまり、昔の世代のグラフィックボードが安くなり、これらは、売切れたら基本的に終わりです。
三つ目は、やはり最近噂されている新しい拡張?だか、新作なのか向けの対策ですね。
今までのFF14の拡張パッケージの推奨環境を見ていると、大体、発表時期のミドルクラスのグラフィックボードになっています。
つまり、ある程度の予測は、現状でも立ちます。
ターゲット選定
とりあえず、適当にターゲット選定をしてみました。
現状の一つ目の選定の選択肢としては、まずメーカーになります。
GeForce系のNVIDIAか、Radeon系のAMD系のいずれかです。
結果としては、NVIDIAにしました。
理由としては、とりあえずネットゲームと言えば、大体GeForce向けに調整されている可能性が高いのと、そもそも私がRadeonを買ったことがないからですね。
もしAMDのCPUのパソコンを買うことがあったら、Radeonを選ぶ可能性もあるかもしれませんが。
二つ目の選択肢としては、グラフィックボードの世代になります。
GeForceの場合は、去年末に出たばっかりのRTX30Seriesから、お店で見かける範囲では、20Series、16Seriesくらいまでが選択肢になります。
16Seriesになってしまうと、丸2年前くらいの発売時期になります。
三つ目の選択肢としては、やはりお値段になります。
どんなに良いものでも、消耗品でめちゃくちゃ高いものは、ちょっと今の時期はきついです。
うちの場合のお予算は、大体2万円前後、3万円以内くらいです。
かといって、グラフィックボードの場合は、これ以上安くしてしまうと、結局遊びたいゲームが快適に遊べないみたいなパターンもあるので、あくまで目安です。
最後の四つ目の選択肢としては、ようやく性能の話が出て来ます。
今回であれば、FF14を快適に遊ぶための最低限のスペックがどれくらいか、寿命を分けてしまうような機能がついているかとかです。
前者は、グラフィックボードごとの大まかなベンチマーク結果が、店頭やネットにあったりしますので、それで確認します。
後者は、例えば、大昔は、グラフィックボードを挿入するバスがPCIExpressではなく、AGPと言うなんか怪しい穴でした。
この辺の過渡期に、例えばAGPのグラフィックボードを購入してしまった場合は、当然下取りで売ることが難しいですし、マザーボードだけ壊れてしまった場合にも、交換に制約がついてしまいます。
選んだグラフィックボード
と言う訳で、結局選んだグラフィックボードは、GTX 1660 SUPERです。
あまぞんさんだと、この辺になります。
〇アマゾン公式:
変更前のグラフィックボードは、GeForce GTX 960で、おおよそ5年くらい前のものになります。
こちらは、漆黒の推奨スペックギリギリ足りないくらいの物でした。
ちなみに、FF14の漆黒のヴィランズのローンチ時の推奨環境は下記です。
|
推奨動作環境 |
OS |
Windows7/8.1/10 64bit |
HDD/容量 |
60GB以上の空き容量 |
CPU |
intel i7 3GHz |
メモリ |
8GB |
グラボ |
Geforce GTX970 |
|
Radeon RX480 |
今回選んだグラフィックボードと、使用していたグラフィックボードとの違いは、下記になります。
製品名 |
コア名 (プロセス) |
コアクロック [GPU Boost] |
メモリ |
|
|
|
|
FLOPS |
VR |
最大消費電力 (補助電源) |
接続 |
|
|
|
|
L2 |
バス幅 |
動作クロック |
帯域 |
容量 |
単精度 (理論値) |
|
|
|
|
GeForce GTX 960 |
GM206 (28 nm) |
1127 MHz [1178 MHz] |
1 MB |
128bit |
GDDR5 7 GHz相当 |
112 GB/s |
2 GB / 4 GB |
2.3 TFLOPS |
2-way |
ー |
120 W (6pin) |
PCIe 3.0×16 |
GeForce GTX 1660 |
TU116 (12 nm) |
1530 MHz [1785 MHz] |
1.5 MB |
192bit |
GDDR5 8 GHz相当 |
192 GB/s |
6 GB |
4.3 TFLOPS |
ー |
〇 |
120 W (8pin) |
PCIe 3.0×16 |
(wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/NVIDIA_GeForce)
細かいスペックは、実際に動かしてみないと分からないのですが、主に見た場所は、下記の三つです。
一つ目は、コアクロックです。
とりあえず、コアクロックは、CPUと同じで数字が多い方が早いはずですよね。
二つ目は、メモリーの容量です。
こちらも、少ないよりは、多い方が良いはずですね。
三つ目に今回見たのは、VR対応の項目です。
これは、いわゆるバーチャルラリティ系のゲームで使用する、Oculus とかのVRゴーグルへの対応の様でした。
今回は、ここが決め手で、迷っていた1個下の1650ではなく、こちらに決めています。
いきなりVRが流行したら困りますしね。
ちなみにお値段は、近所のパソコン専門店で2万ちょっとでした。
現状環境
グラフィックボード以外の現状環境は、下記のような感じです。
去年は電源を変えたので、そろそろマザーボード辺りも交換時期でしょうか。
- OS:Microsoft Windows 10 Pro (ver.10.0.19042 Build 19042)
- CPU:Intel(R) Core(TM) i5-6500 CPU @ 3.20GHz
- memory:16318.980MB
ベンチマーク比較
と言う訳で、ベンチマークによる交換前後のスコアの比較をしてみます。
小項目は、利用したベンチマークの名前です。
なお、測定設定は、他の方でも比較しやすいように、全てデフォルトで行ってます。
3DMark
https://www.4gamer.net/games/143/G014363/20130203001/
確か、ゲーム業界的には、「3Dとは一体」みたいな時代からある超老舗の有名ベンチマークソフトです。
どうも、しばらく見ないうちに、開発会社が親会社に吸収されたようで、長い間お疲れ様でした・・。
結果の方は、以下のような感じです。
|
GeForce GTX 960 |
GeForce GTX 1660 SUPER |
グラフィックスのスコア |
2276 |
5944 |
グラフィックステスト1(x100) |
1469 |
3807 |
グラフィックステスト2(x100) |
1317 |
3461 |
CPUスコア |
1592 |
3349 |
CPUテスト(x100) |
535 |
1125 |
グラフは、青いほうが、GTX960で、赤いほうがGTX1660Sです。
ほぼすべての項目で、数値が倍以上になっています。
すごいですね。
ちなみに、(x100)とある行は、同じグラフ上に入れるために、スコアを100倍しています。
このベンチマークは、実行中にオリジナルのゲームっぽいかなりかっこいい画面が描画されます。
その画面を見ていても、性能の差は歴然で、GTX960ではカク付くところも、GTX1660Sでは、サクサクでした。
VRMark
https://www.4gamer.net/games/362/G036211/20161104003/#v132020
初めて見かけたベンチマークソフトです。
今回VR機能がどういうものなのかも謎なので、一応使ってみます。
結果の方は、以下のような感じでした。
|
GeForce GTX 960 |
GeForce GTX 1660 SUPER |
総合スコア |
4052 |
7908 |
Average frame rate(x100) |
8833 |
17240 |
Target frame rate(x100) |
10900 |
10900 |
Oculus Rift minimum spec frame rate(x100) |
8100 |
8100 |
こちらは、スコアが倍くらいになったものと、全く変わらないものに別れました。
VRをするには、CPUとか、その他のスペックで頭打ちになっている可能性もあるかもしれませんね。
漆黒のヴィランズ ベンチマーク – ファイナルファンタジーXIV
https://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/
みんな大好き、FF14の公式ベンチマークソフトです。
・基本設定:
|
GeForce GTX 960 |
GeForce GTX 1660 SUPER |
SCORE: |
6842 |
11712 |
平均フレームレート:(x100) |
4971.916 |
9350 |
最低フレームレート:(x100) |
1800 |
3500 |
評価: |
とても快適 |
非常に快適 |
こちらも、ほぼ全てのスコアが倍くらいになっています。
モニターは、もう少し大きいのにしても平気そうですね。
特に面白いのが、フレームレートで、今までは、よく言われる目安の60FPS出ていなかったことになります。
ひょっとしてこれで、DPSも上がるんでしょうか。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク
http://benchmark.finalfantasyxv.com/jp/
歴代最悪のFFとの呼び声も高い、FF15のwindows用の公式ベンチマークソフトですね。
バグも凄いようで、年末タイムアタックでは、30分くらいでクリアされていました。
・GeForce GTX 960
・GeForce GTX 1660 SUPER
こちらも、総合スコアは、ほぼ倍ですね。
ちなみにFF15のベンチマークは、スコアのテキスト出力ができないので、ぶっちゃけコレだとさっぱり分かりません。
FF14の方のベンチマークは、スコアや、認識した環境のテキスト出力とかできるので、ちょっと良くできると思います。
ていうか、ベンチマークのグラフィックが、ゲーム中超終盤のスーパー辛そうな辺りの都合で、快適になっている文字との違和感がすごいです。
にしても、FF15は、ベンチマークの映像だけを見ていると、今でも凄く面白そうに見えるのですが、なんであんな内容に・・・。
まとめ
なんか、ベンチマーク上は、予想以上に早くなりました。
都合で、同じくらいの世代グラフィックボードで、最新じゃなくてもいいから、安く買い替えたいなんて方は、割と今はおすすめの時期なのかもしれません。
ちなみに、もう少しするとアジアの旧正月の都合で、一般的に半導体関係の品物は、品薄になってお値段が上がる傾向があります。
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