【FF16】FF16はFFの名前だけ借りてきた感じの別シリーズでした。

この記事について

 この記事は、『【FF16】FF16はFFの名前だけ借りてきた感じの別シリーズでした。』です。

 とりあえず、クリアしてみたので、ざっくり感想をめもをしておこうと思います。

 今回引用している全てのSSの著作権表記は下記です。

© 2023 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

 発売から結構時間が経っているので、軽くネタバレに触れる所もあるかもしれませんが、核心は避けています。

 なお、うちのFFシリーズのプレイ歴的には、FF12以外のナンバリングは、一通り遊んだことがあるのですが、FF1FF2は未クリアです。 

 今回のプレイスタイルとしては、モードがストーリーフォーカス、アクセサリのバトル補助系が、オートスローだけ、サブクエが、基本的に目についたものは全消化、モブが、全討伐みたいな感じでした。

 プレイ時間はクリア時で約45時間です。

FF16とは

 FF16とは、スクウェア・エニックスより2023622日に発売されたPS5用ゲームですね。

 RPGのファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトルで、16本目に当たります。

 作ってる人は、トップやサウンドを始め、結構FF14関連のスタッフも多いようです。

 今回は、FF14でコラボがあるらしいということで、とりあえず遊んでみました。

ざっくりストーリー

 ざっくりとしたストーリーとしては、のっけから人がガンガン死ぬようなかなり重い世界観で、主人公であるクライヴが、最終的には、滅んでいく世界を救うみたいな感じで収束していきます。

 今回の仲間は、犬や弟、幼馴染の女の子で、それ以外は、ほとんどおっさんという隙のないハード構成です。

 ちなみに、一番一緒に歩くことになるのは、なぜかこの犬のトルガルです。

 めっちゃ可愛くて、このゲームの唯一の癒しと言ってもいいレベル。

 とにかく、売り文句通りダークファンタジー味なのか、空気と言い、展開と言い、キャラ配置と言い色々渋いですね。

 基本的には、海外で当たったFF15の延長線上にある感じでしょうか。

ざっくりシステム

 ざっくりとしたシステムとしては、今までのFFシリーズとは完全に異なり、私の遊んだことがある範囲だと、ニーアオートマタ辺りに近いです。

 基本的には、主人公であるクライヴのみを操作して移動し、バトルもソロのアクションバトルで展開していく感じです。

 一応パーティメンバーが、周囲で何かをやっていることもあるのですが、ほぼ空気レベルですね。

 都合でバトルもコマンド入力バトルとかではなく、リアルタイムの進行で、近接武器とショット、特殊アビリティを混合した感じのバトルになります。

 ぶっちゃけ、アクションゲー。

 フィールドは、大きなオープンワールドが世界に4つあり、国ごとに大マップが1個みたいな感じです。

 FF15に近い感じですかね。

 ただ、あれよりかなり厳密にオープンワールドを使いまわしており、シナリオ段階によって入れる場所をかなり厳密に切り変えている感じでしょうか。

 このため、実際は大して広くないのですが、一筆書きのように、メインシナリオ上で同じところに行くことはあまりないので、気づかなければあまり狭く感じることはありません。

 なお、移動は、ワールドマップから最寄りのポイントに直接入ることも可能です。

 このせいか、飛行で全域を高速移動でき、FF15でレガリアに相当するいわゆる飛空艇はありません。

 以下、微妙なところと、良かったところに分けて、感想をめもしていこうと思います。

 

 

微妙だったところ

もはやFFではない

 一番の感想としては、ぶっちゃけ、もはやFFシリーズではないと思いました。

 個人的にFFシリーズというと、真っ先に、コマンド入力のアクティブタイムバトルのRPGみたいなのを想像するのですが。

 もはや、かけらも残っていません。

 ドラクエ11とかは、未だに雰囲気をほとんど残しているので、この辺はかなり対照的ですね。

 また、基本的に操作できるのは、全編通してクライヴだけなので、いわゆるパーティ戦闘とか、キャラクタースイッチとかもありません。

 とにかくクライヴが強すぎて、もう本当に、ストーリー的にも、システム的にも、『もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな』っていう感じ。

 この辺に加えて、今回はさらに大ナタが振るわれており、ケアルやレイズ、テレポといったいわゆる看板系の魔法みたいなのも一切出てきません。

 RPGだと、大体魔法使いや、回復役のキャラから育てる人には、これは結構デカいです。

 一応召喚獣の能力が使えて、履行の形の攻撃で登場するものもあるのですが。

 この辺を補うためか、その他のストーリー上の固有名詞とかも、無理やりFFシリーズの名前だけ借りてきたみたいなものが相当数あり、まさにガワだけFFです。

 いやもう別のタイトルで良くね。

 つまり、最近リメイクされているFF7辺りの既存のシリーズを期待して買うと、多分序盤で積みゲーになること確定です。

 まあ、そもそものファイナルファンタジー的には、その時のスタッフが、一番面白いと思うものに全振りしたものみたいな風習があるらしいので、作ってるほうは知ったことじゃないでしょうが。

 もはや、一切の共通点がなければ、それは別のシリーズですよね。

 召喚獣は一緒じゃんっていう話もありますが。

 別にあれは、全部もっとカッコイイオリジナルのモンスターを、新規デザインで出して、ストーリー上一切問題ないんですけど。

 

ゲーム進行がヤバいくらいベルトコンベアー

 ゲーム進行に関しては、超ベルトコンベアーで、段階で行先がかなり厳密に制限されることもあり、もうひたすら高速道路を真っすぐ進んでいくだけみたいな感じです。

 一応オープンワールドなので、関係ない寄り道とかもできるのですが。

 前記の通り、物凄い進行段階で入れるエリアが制限されているので、関係ないほうに行くと、すぐ行き止まりになって、特に面白いこともなかったんですよね。

 なんか凄いアイテムが拾えるとかもなかったですし。

 都合で、中盤くらいからは、基本的に次に出てきたメインクエストのマークに向けて、チョコボで爆走してムービーを見るの繰り返しになりました。

 あんなに広くて作りこまれているオープンワールドなのに、生かされていないので、ほぼ単なる景色です。

 もったいない。

 また、ゲームのプレー時間も、ほぼ大半が、延々流れ続けるムービーを見ているだけです。

 〇ボタンを押すことすらなくムービーは進んでいくので、ほぼほぼゲームというより映画です。

 多分これもう誰がプレイしても、100%同じプレイ体験になるだろうな、みたいな延々メインストーリーの進行を強いられる押し付けが凄いと思いました。

 いわゆる、JRPGって、パーティ編成キャラが戦闘に出せるキャラより多かったりして、よく使ったキャラが違ったり、使ったジョブが違ったり、なんか、自分なりの経験値の美味しいところどの辺でレベル上げしたり、特定の敵で詰まったりみたいなのがプレイ体験になると思うのですが。

 今回は、操作できるキャラは1キャラの上、職業固定、経験値もメインストーリーの進行で入って勝手にレベルアップするんですよね。

 これって実は結構影響が大きくて、ボスと戦う時に、キャラのレべルも、誰がやっても大体同じくらいのレベルになるというわけで。

 このため、なんかわざわざ1万円も出して、自分でプレイしてみる必要をあまり感じない気がします。

 それこそ、誰かの感想聞いたり、YouTubeのプレイ動画を見れば、それで十分みたいな感触が凄かったです。

 この辺、FF15ですら、中盤くらいまでは、まだマシだったのですが。

 

なんか無駄な実装がめちゃくちゃ多い

 正直いまいち詰めが甘い印象を受けました。

 一番気になったのは、使う理由の見つからない無駄な武器が、大量に実装されている辺りでしょうか。

 特に序盤は、購入特典で配布された武器が強すぎて、一切武器を更新しなくてもそのまま進めてしまいます。

 こんな状況なのに、鍛冶屋では、より弱い製造可能な武器が大量に表示されたりしています。

 都合で当然、放置のまま進めることになるのですが。

 すると、メインストーリー上で、父の形見みたいなさらに強い武器が渡されます。

 これまた、鍛冶屋で作れる武器より数段強かったりするので、同じ状況が続きます。

 うちの場合は、この後サブクエで作れるようになる武器を1個作ったら、次は最強武器で終わりでした。

 あんなに大量の武器が実装されているのに、4回しか更新してないんですけど。

 こんな感じでせっかくバトルや拾得物で、けっこうな種類の素材が入手できるのですが。

 必要な武器がないので、大半の素材がほとんど余って終わります。

 こんな感じなので、ギルを稼いでも使い道がなく、本当の終盤で回復アイテムが不足するまでは、そもそもアイテム自体を何も購入しませんでした。

 クリア時も、所持金は、ほぼ丸々残ってましたし。

 都合で、鍛冶屋だけではなく、武器屋、道具屋辺りの実装も、丸々死んでます。

 もったいない。

サブクエが空気

 このゲーム、前記の通り、サブクエは、ストーリーの進行に絡んでこないので、完全無視で進めるのですが。

 実際は、めちゃくちゃ重要だったりします。

 無視していくと、何の示唆もないのに、チョコボにすら乗れなかったりするんですよね。

 感想で移動が遅いとか言っている人系は、おそらくこれにはまっていて、割と広めのオープンワールドをチョコボなしで歩くことになるので、そりゃ相当きつかったと思います。

 うちのプレイでは、チョコボ使用可能タイミングでは、ほぼ全てチョコボでぶっ飛ばしてました。

 それくらい移動速度が変わります。

 また、回復アイテムの所持数とか効果も、サブクエの消化で倍くらい変わってきたりするんですよね。

 なんか、システム的にあまりに重要なものは、メインクエスト側に入れておいても良かったんじゃないんですかね。

 サブクエ側への振り分け基準が、いまいち微妙だった気がします。

 

良かったところ

バトルは結構面白い

 ざっくり感想を見て回ると、ストーリーが良かったみたいなのが多かったのですが。

 個人的には、バトルが結構面白かったですね。

 というのも、アクションRPGのバトル部分としては、普通に面白かった気がします。

 最初にボスの動きを見て、殴れるタイミングと、回避タイミングを探して、効率よくぶん殴るアクションを探してみたいな部分は、ちゃんと実装されていた気がします。

 もちろん、完全オート系のアクセサリーを使わないでの話ですが。

 敵のモーションタイミング良くボタンを押すと、回避とかできるタイプの、最近よく見るあれもちゃんとついてます。

 個人的に、アクションRPG系統の近年のイースシリーズも、結構遊んで居たので、とっつきは結構良かったですね。

 特に好きだったアクションは、意外にもタイタンのベースアクションでしょうか。

 相手の攻撃モーションに合わせて〇ボタンを押すと、当身のようになってダメージ効率を上げて殴り返せるので、モーションが大きい系の近接の敵は、ほぼこれで完封出来ました。

 移動しまくる相手とかは、フェニックスのベースアクションが良かったですね。

 いわゆる、FF15のシフトブレイクになっていて、空の相手とかでも、移動後に攻撃が当たります。

 また、いわゆる召喚獣への変身後のバトルは、かなり派手に気持ちよく動くので、戦っていて普通に楽しかったです。

 召喚獣でのバトルは、全編でも数回しかないのに、ほぼほぼ毎回ぶっつけ本番で新しいアクションとか増えていくのは、趣味が分かれると思いますが。

 裏を返してしまうと、この辺をオートアタック、オートドッチで、永久に□ボタンを連打するだけでプレイしてしまうと、このゲームの魅力が半減してしまう感じでしょうか。

サウンドはFF14みたい

 サウンドは、作ってる人が同じだけあって、FF14みたいな感じですね。

 もっとも、曲数が多すぎるところも一緒で、ぱっと思い出せるのは、汎用バトル曲と、新旧アジトの曲くらいなのですが。

 正直思い出せる曲は、FF15より少ないと思います。

 MMOと違って、数えるほどしか流れない曲がほぼ大半だったのは、かなり勿体なかったかもですね。

 良い曲もいくつかあったので、もう少し曲数を絞ってあっても良かったのかもしれません。

メインストーリ自体はちゃんと理解できる

 メインストーリー自体は、割と分かりやすい感じで、中盤くらいまでは、割と先が気になる感じで没入出来ました。

 基本的には、弟の復讐から始まるのですが。

 自分なりに捉えた世界の危機を、自分なりに救って行こうという辺りは、一応最初から最後までしっかり描写されてたと思います。

 強制のムービー展開で延々話が進むのも、より話を分かりやすくしているところだと思います。

 特に面白かったところとしては、主人公が考える世界の救い方が正しいのか否かは、割とプレイヤーによって感じ方が分かれそうな辺りでしょうか。

 ストーリー上では、ストーリーの理解を簡単にするためか、あまり描かれないのですが。

 実際は、主人公の行動のせいで、ストーリーが展開していくにつれて、少なくない数の人が不幸になっていきます。

 ぶっちゃけ、主人公サイドは何もしない方が、短期的な犠牲者の数としては、少なかったかもしれませんし。

 世界自体が破綻するまでは、幸せに過ごせた人も多かったと思います。

 それでも、主人公がどういう経緯で、どういう希望をもって、最後まで走り抜けたかは、ある程度共感できた気がしますね。

 こんな感じで、ストーリの消化の仕方が、プレイヤーに丸投げされている点は、余韻的に結構好きです。

 特にラストは、ちょっとボカしますが、同じ会社から出てる別のゲームのラストみたいに、どう考えても同じ世界の過去の伝説みたいな明確な示唆があるわけではありません。

 都合で、人によっては、完全な創作の話だったとも取れるわけで、感想が分かれる気がしますね。

 まあ、FF13以降、オフラインのFFは、大体最後悪い奴を倒してハッピーエンドみたいな感じではないんですけど。

 FF15のラストの「なにそれ」みたいな感想よりは、良かったと思います。

 特に、ガチスルーしてる人も少なくないっぽいサブクエストも、中盤以降は、かなり見入ってしまう結構良い話があった気がします。

 展開的には、結構渋いのも多いのですが、友情やら、兄弟愛やら、復讐に突っ走るオッサンとか、狂った教団とか、バリエーションが豊かで、結構末期的な世界観も合わさって、お話として普通に面白いのが多かったですね。

 意外にも、主人公の叔父さんポジのキャラが、かなり良い味出してたと思います。

 サブクエに、いわゆる完全どうでも良いお使いみたいなのの割合が少ない点は、珍しいゲームだと思います。

 ほぼほぼ、主要なサブクエも込みで、メインストーリーが構成されているような感触ですね。

まとめ

 FF16は、PS5を持っているなら遊んでもよいレベルの出来だと思います。

 面白かったか、つまらなかったかと言えば、独特のゲーム体験ができる部分もあり、面白かったです。

 但し、FFシリーズかって言われるとちょっと微妙ですね。

 ただ、今後のシリーズが、FF16ベース出てくる可能性もありますので、シリーズで遊び続ける予定がある方は、今回はちゃんと遊んで慣れておいた方が良いと思います。

 それくらい変わっています。

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ねこねこ14です。 猫好きなので、nekoという名前のララフェルでFF14をプレイしています。 ジョブは、一応ヒーラメインですが、キャスターも好きです。 最近のマイブームは、クッキーリーヴ金策。

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