【FF14】5.3の占星術師はアップデート後どうなったか試してみました

(画像は撮影用ちゃん)

この記事について

 この記事は、5.3の占星術師はアップデート後どうなったか、実際のプレイを含めて、ちょっと試したり調べてみたりした内容です。

 ちなみに、わたしは、ヒーラだけは、なるべく全ジョブ触るタイプではあるのですが、占星は、割となんちゃって(極クリアくらい)レベルです。

 ヒーラ業界の方向けに分かりやすく書くと、とりあえずマイナーが配れていないレベルです。

5.2の占星術師の不満点について

 5.2の自分で遊んでいた範囲で、占星術師の不満点を整理してみようと思います。

スリーヴドローが忙しすぎる

 まずは、なによりスリーヴドローが忙しすぎると思いました。

 スリーヴドローは、使用すると3回連続ドローが出来るスキルだったのですが、開幕バーストで使うディヴィネーションとの関係の都合で、開幕が忙しすぎました。

 ちなみに、ディヴィネーションは、プレイ(カードの配布)3枚ごとに溜まったスタックを使用して、pt全体のdpsを底上げするアクションです。

 この都合で、開幕のptのバーストタイミングで使用すると、効果が上がりやすいアクションだったりします。

 ここ最近、開幕は、大体全体大ダメージ攻撃を挨拶代わりにぶちかましてくる奴らばっかりだったため、開幕の占星術師は、スリーヴドローして、カードを適切に3枚投げて、ディヴィネーションを使って、さらに回復とかいう酷いことになっていました。

ダイアーナルセクト時のMPがきつい

 後は、他でもよく聞きますが、ダイアーナルセクト時のMPがきつい点もあるでしょうか。

 ただMPがきつい問題は、学者で雑に範囲攻撃合わせに士気高揚して、残りで死炎法を連打してても、フロースタックを回復に回すと、普通にMPが尽きるコンテンツはあるので、バリア職の問題なのかもしれませんが。

 ちなみに、ダイアーナルセクトとは、占星術師のいわゆるバリアスタンスみたいなもので、回復魔法の一部にバリア効果が付与されるものです。

 占星術師のダイアーナルセクト時にMPがきつく感じる理由は、ざっくり下記の2点だと思います。

 1点目は、ヘリオスとアスペクト・ベネフィクとを打ってしまう点の気がします。

 同じバリア職の学者との比較してみると、学者は、MPを消費しないインスタントの範囲回復に、とりあえずの威力ですが、不撓不屈と、フェイブレッシングとがあります。

 この点で、占星術師は、MPを消費しないインスタントではない範囲回復に、アーサリースターとホロスコープがあります。

 インスタントではないだけならまだしも、アーサリースターは、設置後にかなりの時間待たないとちゃんとした威力が出ない点、ホロスコープも、素で使うと弱い点で、使いづらいという問題があります。

 都合で、わたしくらいの遊び方だと、「今すぐ回復したいんだけど」みたいなときは、ヘリオスを打ってしまい、MP消費が増えることになるためです。

 また、後述するダイアーナルセクト時のアスペクト・ベネフィクも使い勝手がよく、消費MPが重かったりしたりするのに、結構使っていたのもMPががきつかった理由の気がします。

 2点目は、地味にマレフィジャを連打したときの単位時間の消費MPが、多い点じゃないかと思います。

 実は、ヒーラ3職を並べてみたときに、基本攻撃魔法のキャスト時間は、占星術師だけ1秒短いようなのです。

 消費MPやリキャストタイムは同じなので、白魔導士、学者、占星術師で、単体攻撃魔法を、同じ時間連打したら、一番MP消費が多いのは、なぜか占星術師になります。

 ちなみに、占星術師の1発当たりの単体攻撃魔法の威力は、全ヒーラ中最弱なので、燃費は悪いです。

 具体的な数値としては、白魔導士、学者の単体攻撃魔法のキャストタイムを公式ジョブガイドで確認すると、白魔導士と学者は2.5秒、占星術師は1.5秒となります。

 消費MPは、全ジョブ共通で400、リキャストタイムは、全ジョブ共通で2.5秒です。

(装備のSSの都合でCTが減っています)

 この辺は、「ヒーラさん、もっとdpsを出して」とか、なぜかDPSに言われる系コンテンツだと、地味に効いてくる気がします。

 ヒーラって回復職なんですけど。

5.3の占星術師のアップデート内容について

 そして、苦情が多かったのか、いきなり入った5.3の占星術師のアップデート内容ついては、こんな感じでした。

ライトスピード                

「消費MPを50%軽減させる。」が削除されます。

 ライトスピードの基本的な効果は、一定時間、魔法の詠唱時間を2.5秒短縮させるものです。

 いわゆるなんちゃって神速魔。

 これは、地味にキッツいです。

 と言うのも、このアクションは、個人的には、これで走りながらでも打てるマレフィジャを連打して火力を稼ぐ使い方だったので、今後同じことをすると、消費MPが倍になります。

 しょぼーん。

ヘリオス                

消費MPが、900→700に変更されます。

 ヘリオスの基本的な効果は、範囲回復魔法です。

 いわゆるメディカ。

 これは、前述のわたしが使いづらいと感じていた点の改善になっている気がします。

 単純なパワーアップですね。

 ちなみにメディカの消費MPは1000で回復力は300なんですけど、このヘリオスは、消費MP700で、回復力330とかいう完全上位互換になっています。

 以前このブログで書いた、単純に回復魔法を連打してみて、ジョブごとに比較してみた結果でも、大体ヘリオスの方がメディカより強い感じだったので、ヘリオスは、かなり強い回復魔法になったのかもしれません。

この記事は、ヒーラー3ジョブである白魔、学者、占星の回復魔法ごとの回復量を比較しています。 比較条件としては、武器なし(L30の武器、白だけL32の武器)と、武器あり(IL485)とで、各魔法を10回使用するものとします。

ベネフィラ                

 消費MPが、900→700に変更されます。

 ベネフィラの基本的な効果は、威力高めの単体回復魔法です。

 いわゆるケアルラ。

 

 これも単純なパワーアップですね。

ドロー                

「追加効果:自身のMPを最大MPの8%分回復する。」が追加されます。

 ドローの基本的な効果は、カードを引くというものですね。

 この修正内容は、以前からユーザー側からも出ていたものであり、単純なパワーアップだと思います。

 ちなみに、5.0のヒーラは、白魔導士が、ヒーリングリリーを溢れないように回す、学者が、エーテルフローのスタックを溢れないように回すみたいな感じだったのですが、占星術師についても、カードのリキャストが腐らないように回すみたいな点がより強調された感じの気がします。

アスペクト・ベネフィク                

ダイアーナルセクト時の消費MPが、500→400に変更されます。

ノクターナルセクト時の消費MPが、900→700に変更されます。

 アスペクト・ベネフィクの基本的な効果は、単体回復に加えて、ノクターナルセクト時が単体にHot、ダイアーナルセクト時が単体にバリアというものです。

 いわゆる、リジェネや鼓舞叱咤。

 実はこの魔法は、なぜかバリア専門職であるはずの学者ですらキャストタイムがあるのに、リジェネに寄せたせいかインスタントで打ち放題という介護系最強魔法です。

 こちらも、不満点であげたMP消費が減っていて良い感じですね。

アスペクト・ヘリオス                

消費MPが、1,000→800に変更されます。

 アスペクト・ヘリオスの基本的な効果は、範囲回復に加えて、ノクターナルセクト時が単体にHot、ダイアーナルセクト時が単体にバリアというものです。

 いわゆる、メディカラや士気高揚。

 こちらも単純なパワーアップですね。

 ちなみにメディカラの消費MPは1300で、回復力は200のところ、アスペクト・ヘリオスの消費MPは800で、回復力は200だったりします。

 以前このブログで書いた、単純に回復魔法を連打してみて、ジョブごとに比較してみた結果でも、大体アスペクト・ヘリオスとメディカラとは同じくらいの回復量だったので、アスペクト・ヘリオスは、かなり強い回復魔法になったのかもしれません

 なお、士気高揚の消費MPは今回調整が入って1100で、回復力は180(回復量の125%分のバリア)のところ、アスペクト・ヘリオスの消費MPは800で、回復力は200(回復量の250分のバリア)と言うことになります。

 なにこれ、学者って終わってるのでは。

 実際には、学者には妖精もいるのですが、バリア専門職とは一体みたいなところはあります。

 まあ、アスペクト・ヘリオス自体は、結構積極的に打って行ってもOKな回復魔法になった感じです。

コンバラ                

消費MPが、500→400に変更されます。

 コンパラの基本的な効果は、単体にDotを付与するものです。

 いわゆるエアロ。

 なぜか、コンパラの消費MPだけ減っているのか分かりませんが、バグFix系でしょうか。

スリーヴドロー        

「自身に付与されていないディヴィネーションシンボルを持つカードをドローする。ディヴィネーションシンボルが付与

されていましたない場合、もしくは3種類すべてが付与されている場合は、6枚のカードからランダムで1枚をドローする。

『プレイ』および『マイナーアルカナ』が引いたカードに応じたアクションに変化する。

追加効果:自身のMPを最大MPの8%分回復する。」に変更されます。

    

 これが今回の目玉になるアップデートですね。

 スリーヴドローの基本的な効果は、自身に付与されていないディヴィネーションシンボルを持つカードをドローするというものになりました。

 今回のアップデート内容を説明するには、まずはディヴィネーションの仕組みを説明しないと難しいため、まずは、ディヴィネーションの仕組みを説明します。

 ディヴィネーションは、カードをプレイするごとにスタックされる、カードに付与されているディヴィネーションシンボルのスタックを3つ貯めると発動可能になるアクションです。

 要は、3枚カードを投げれば1回打てます。

 このディヴィネーションシンボルは、カードのアルカナの種類によって異なる3つの種類があり、全て別のものでスタックすると、ディヴィネーションの効果が最大(pt全体の与ダメ6%アップ)になります。

 具体的なディヴィネーションの使い方としては、とりあえず1枚目のカードを引いて投げるのですが、2枚目のカードを引いたときは、そのカードを投げるかどうかの吟味が必要になります。

 例えば2枚目のカードを引いたときに、1枚目のカードと同じディヴィネーションシンボルだった場合は、リドローをして、再度2枚目のカードを引き直した方が、ディヴィネーションの効果が上がる可能性が向上するということです。

 同様に、3枚目のカードを引いたときに、1枚目か2枚目のカードと同じディヴィネーションシンボルだった場合は、リドローをして、1枚目と2枚目のカードと違うディヴィネーションシンボルを狙った方が、ディヴィネーションの効果が上がる可能性が向上します。

 ここで、今回のアップデートの内容に戻ります。

 例えば、ディヴィネーションシンボルが2つスタックされた時点で、アップデート後のスリーヴドローを使用した場合は、カードが1枚しか引けないものの、必ず現在スタックされていないディヴィネーションシンボルのカードが引けるようになります。

 つまり、前述の3枚目で行っていたリドローをしなくても、確定で一番欲しいカードが入手できるようになるわけです。 

 ポーカーのイカサマみたいなものです。

 ぶっちゃけ引き直しは面倒くさかったので、アップデートの内容としては、かなり妥当だと思います。

 さらにこれは、ディヴィネーションの効果を最大にしやすくなっただけでなく、最低効果も保証しやすくなったということになります。

 具体的には、今回のスリーヴドローを使用すれば、最低でもデイヴィネーションシンボルが2種類ある状態でディヴィネーションを使用することが出来、最低でもpt全体の与ダメ5%という効果を得ることが出来るようになるのです。

 要は、面倒なリドローなしでも、ある程度の効果が担保されるようになるのではないでしょうか。

 MPが回復するようになったのもうれしいところです。

 一方で、このアップデートには、デメリットもある気がします。

 5.2では、ドローのリキャストは30秒、スリーヴドローのリキャストは180秒だったので、180秒辺りにドローできるカードの枚数は、3+3の6枚になると思います。

 この点で、5.3では、リキャストタイムは同様であるため、180秒辺りにドローできるカードの枚数は、3+1の4枚になるのではないでしょうか。

 つまり、きちんとリキャストごとにドローを回していた場合は、180秒辺りで2枚のカードが減り、その分ptDPSが落ちます。

 その分、自分でぶん殴れということでしょうか。

ホロスコープ                

ホロスコープおよびホロスコープ・ヘリオスの効果時間が経過するか、効果時間中に再使用すると、ホロスコープおよびホロスコープ・ヘリオスの効果を受けている自身と周囲のパーティメンバーを回復する。」に変更されます。

 ホロスコープの基本的な効果は、使用後に再使用することで、pt全員を回復するアクションですね。

 この効果は、使用後にヘリオス系を使用し、ホロスコープを再使用することで、回復量を上げることが出来ます。

 この再使用に時間制限が設けられているのが曲者で、わたしくらいの遊び方では、再使用し忘れているうちに消えたとかいう事態がざらでした。

 学者の深謀遠慮とかでも以前似たような修正が入っていたのですが、この修正は、遊びやすくなる修正だと思います。

ニュートラルセクト                

ノクターナルセクト効果中にニュートラルセクトを実行した場合に、アスペクト・ベネフィクおよびアスペクト・ヘリオスによる継続回復効果が同時に付与されるように変更されます。

 ニュートラルセクトの基本的な効果としては、アスペクト系を使用したときに、ノクターナルセクトと、ダイアーナルセクトとの両方の効果が載るようになるものです。

 実はノクターナルセクトってほとんどプレイしたことがなかったので、そもそも両方の効果が載らなかったというのを知らなかったのですが。

 具体的には、メディカラをしてからリジェネをしたら、リジェネが不発か、リジェネの効果で上書きされるみたいな感じだったのでしょうか。

 仕様的に、メディカラ>リジェネの順でかけると両方効果が載りますが、士気高揚>鼓舞叱咤の順でかけると上書きになるみたいな切ないものがあるので、そのあおりの不具合修正のような感じもします。

5.3の占星術師のアップデート後のプレイ感について

 5.3の占星術師のアップデート後のプレイ感については、ちょっと実装したての極ほにゃららに行って試してみました。

 まず、とりあえスリーヴドローについては、あの超面倒くさい3枚投げから解放されたので、それだけでもプレイ感としてはかなり快適に感じます。

 一応、開幕は、結構早めに1枚目のカードを引いておき、ヘイトが載ったら1枚目を投げて、即2枚目をドローして投げて、スリーヴドローで開幕バーストにディヴィネーションが使えるので平気です。

 ダイアーナルセクトでMPがきつい問題については、こちらもさすがに死人連打とかじゃなければ、MPに困ったりするシーンもありませんでした。

まとめ

 パッチ5.3の占星術師は、元々のスペックが結構高かった所に来て、さらに遊びやすくなった感じなので、デビューするにはちょうど良い気がします。

 わたしも、もう少し慣れるまで遊んでみようと思います。

 

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ねこねこ14です。 猫好きなので、nekoという名前のララフェルでFF14をプレイしています。 ジョブは、一応ヒーラメインですが、キャスターも好きです。 最近のマイブームは、クッキーリーヴ金策。

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