いきなりインストールデータがぶっ飛んで大変なことになった。

この記事について

 この記事は、FF14の二次創作「いきなりインストールデータがぶっ飛んで大変なことになった。」です。

 内容については、ほぼ実際にあった出来事そのままなのですが、一部がもろもろの都合でフィクションです。

登場人物

〇わたし

 適当ヒーラーのララフェル女なヒカセン。

 基本的にチャットしてるだけで、日々を適当に過ごしている。

 時々某ネットゲームのPS●2で遊んでいる。

〇うさぎさん

 モンクのララフェル女な元ヒカセン。

 かつては、ガイアDCのティアマット鯖でFCを率いて、エンドコンテンツにもチャレンジしていたらしい。

 現在はソシャゲー魔人と化している。

本編

 とある日のこと。

 超ひさしぶりに、ヨシダのプロデューサーレターが公開されたらしいので読んでみることに。

「なるほどー、次のアプデは、8月中旬かぁ」

 プロデューサーレターの内容は、次回大型アップデートとなるパッチ5.3「クリスタルの残光」が、2020年8月11日に公開されるというものだった。今は、7月の頭だから、まだ一か月以上ある計算になる。さすがに奇譚稼ぎも飽きたし、エウレカは厳しすぎるし。たまには、ラグオルで、アークスでもしてみようかな。

 ちなみに、ラグオルとは、某ネットゲームのPS●2の世界であり、アークスはその世界の冒険者みたいなものだったりする。

 超雑に説明すると、PS●2とは、光のフォトンの力を持つフォトナーから生み出され、ほぼヒカセンみたいな性能のアークスが、対局である闇のフォトンの力を持ち、ほぼアシエンみたいな性能のダークファルスを始めとした皆さんと、戦ったり、ボケあったり、協力したり、合体してみたりと色々大暴れするタイトルである。

 FFF14ともコラボしており、PS●2側にも一部のジョブのレリック武器やAFがあったり、黒衣森を模したフィールドや、オーディンが出てくる緊急ミッションとかもあったりする。

 まあ、ヨシダから見ればしょぼすぎるタイトルだったのか、一方通行のコラボになってるけど。そのせいか、実は、あちこちのFCやLSにもかつてのアークスさんが実際に居たりする。

 って、その話じゃなかった。

 とりあえず、エキルレに行こうとしてFF14を起動しようとしていた手を止めると、わたしは、PS●2のクライアントを起動することにする。こちらもFF14と大体一緒で、デスクトップにあるPS●2用のランチャーをクリックした。

 すると、しばらく起動していなかったせいか、まずはランチャーのアップデートが始まる。やや時間を置くと、アップデートを終えて自動的に再起動されるランチャー画面。

 ランチャー画面は、まあ、わりかし古めのソシャゲーのトップ画面みたいな感じである。そこで、ゲームを起動するを選ぶと、実際のゲームが起動される作りになっている。そんなわけで、わたしは、ゲームを起動するボタンを押す。

 すると、ゲーム本体側にもアップデートが累積していたらしく、そのままゲーム本体側のアップデートウインドウが表示され、アップデートが始まる。お決まりのアップデート進行度みたいなのを表示するバーが表れて、0からゆっくり増え始める。

 ・・・が、そこで絶句する。

「に、二時間!?」

 アップデート画面に表示されたアップデート完了予想時間は、予想をはるかに超えた時間だった。今時ウインドウズを1からインストールしても、そんな時間はかからないに違いない。そこで、このゲームのアップデートは、昔から物凄い評判が悪くて有名なのを思い出す。

 具体的には、アップデートの際に、毎回毎回毎回、ストレージ(HDD等)内の全ファイルを1個づつスキャンするのである。当然そんなことをしていれば、アホみたいな時間がかかるのは当然なのだが、今現在でこの問題は改善されていない。 

 理由としては、以前、アップデートをかけると、ストレージ内の無関係な他のデータを丸ごと消してしまう、それってただのウイルスじゃんみたいな伝説に残る不具合を引き起こしたせいとか、ストレージのデータを改ざんされて、ゲーム内のNPCの位置をめちゃくちゃにされたからとか、諸説あるんだけど。実際のところは、不明なんだよね。

 そもそも、アップデートを2時間も待っていたら、遊ぶどころか、普通に寝る時間である。諦めたわたしは、ちょっと伸び始めたアップデートの進行を示すバーの横にあったキャンセルボタンを押す。すると、ゲームのアップデートは中断されて、アップデートのウインドウは消えた。

「うー、面倒くさいけど、今日はエキルレでもするかー」

 仕方はないので、その日は、結局エキルレをして終了した。

 別の日。

「やっぱり暇だし、アップデートだけでもしておこうかなー」

 ちょっと別の用事があったわたしは、とりあえずPS●2のアップデートだけでもしておくべく、パソコンを起動した。

 ・・・が、そこで再び絶句する。

「PS●2が・・・ない!?」

 確かのこの間は、起動できたはずのデスクトップにあったPS●2のランチャーが、どこにもないのである。

「おっかしいなぁ」

 不思議に思ったわたしは、PS●2がインストールされているフォルダから、直接実行ファイルを起動することを思いつき、ストレージの中を探す。

 すると、どこにもない。

 ついこの間まであったはずのPS●2のインストールフォルダーの中身が丸ごと。念のためOS上のインストールアプリ一覧が確認できる画面で確認しても、PS●2なんてアプリは、どこにも存在しない。

 慌てたわたしは、思わずチャットで叫ぶ。

「ぎゃーー、PS●2でアプデを途中で閉じたら、ファイルが全部消えたーー」

「何故閉じた・・・」

 すると、オンラインだったうさぎさんが、あきれた様子で返してくる。ちなみにうさぎさんも、PS●2はバリバリのプレイヤーだったりする。

「2時間だったから・・・」

「いや・・・耐えるしか無い」

 ええ、ゲームをする前に耐える必要があるの。なんか、色々凄すぎてクラクラする。

「まさか、結構有名なハマリーー?」

「いやわからんけど閉じたことがないわ。長いのはわかってんだから耐える気で起動するわけでして・x・」

 完全に、新手の精神修行じみていた。うさぎさんってか、現役のアークスたちって凄い・・・。普通に操作してて、インストール済みのゲームが丸ごと消えるってどうなの。

 仕方はないので、その日も、結局エキルレをして終了した。

 別の日。

 さすがにあんまりだと思ったわたしは、SEG●のサポートへ問い合わせをすることにした。状況としては、超ざっくり今までの状況を説明して、直し方を聞く感じ。

 いやだって、操作してたらストレージの中のデータが、警告もなしに丸ごと消えるとか。ちょっと凄すぎるから、サポートの人がどんな顔をするのか興味もあったし。

 ぽちぽち打ってメッセージを送信する。お返事は意外に早く、翌日届いた。やるじゃん、SEG●。

 以下、サポートメールからの引用なんだけど。

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はじめに、『PS●2』のキャラクターやプレイデータにつきましては、

SEG● ID毎に管理しており、弊社サーバー上で保管されております。

そのため、ご利用PC上に『PS●2』のインストールフォルダが存在しない場合、

お手数ではございますが、下記のページより、『PS●2』を

再インストールしていただき、ご利用いただいていたSEG● IDで

ログインをお試しください。

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 意外にもサポートの人は、全く動じてないノリだった。一体どーゆーソフトウェアの品質なのか。また、以下のような説明があったり。以下もサポートメールからの引用なんだけど。

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なお、ご申告の事象につきまして、通常、アップデートをキャンセルした場合は、

再開した際に、キャンセル時点からのアップデートファイルが適用されます。

お知らせいただいた状況から、元々インストールしていた『PS●2』のプログラム

ファイルに何らかの理由で破損が生じていた可能性がございます。

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 御社のソフトウェアは、プログラムファイルに破損が生じていると、普通に丸ごと全部消して復旧しないの。超怖いんだけど。FF14で起きてたら、多分「ヨシダーーー」って叫んでるレベル。

 仕方はないので、その日も、結局エキルレをして終了したのだった。

 世の中、色んなゲームがあるよね・・・。

あとがき

 と言う訳で、久しぶりにPS●2でもプレイする予定の方は、ご注意ください。

 ちなみに、感想としては、怒りや困ったというより、超面白かったの割合の方が明らかに大きいので、多分普通に再インストールして遊ぶと思います。(Ship1在住)

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ねこねこ14です。 猫好きなので、nekoという名前のララフェルでFF14をプレイしています。 ジョブは、一応ヒーラメインですが、キャスターも好きです。 最近のマイブームは、クッキーリーヴ金策。

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