【FF14】呪術師のクラスクエストにチャンレジしたら、超高難易度でヤバかった。

この記事について

 この記事は、FF14の二次創作「呪術師のクラスクエストにチャンレジしたら、超高難易度でヤバかった。」です。内容については、ほぼ実際にあった出来事そのままなのですが、一部を記憶で書いている都合でフィクションです。

登場人物

〇わたし

 適当ヒーラーのヒューラン女。

 基本的にチャットしてるだけで、日々を適当に過ごしている。

〇黒魔じーちゃん

 某LSの良心で人格者。

 こんなにイケメン、美女が作れるゲームを、なぜか渋い老人のキャラメイクでプレイしている。

本編

 とある日のこと。わたしは、いつもの通りLSでぼやいた。

「お金が欲しいーー」

 このゲームは、何をするにも、とにかくお金であるギルがかかる。わたしみたいに基本的には、延々チャットだけしてるようなプレイだとなおさらお金は増えない。すると、LSの年長の黒魔じーちゃんが教えてくれた。

「素材の範囲狩りとか儲かる」

「範囲狩りー?」

「敵がドロップする素材で、高く売れる奴を延々狩るだけw」

「なるほどー」

 とは言っても、適当ヒーラーで遊んでいるだけのわたしに、範囲攻撃ができる職業もなく。当時のシステムで、範囲攻撃を連打できるのは、一部の職業のみに限られていたのである。

「でも、範囲攻撃できる職業ってないんだよねー」

「それなら、黒魔お勧め」

 今にして思うと、黒魔じーちゃんは、黒魔を布教させたくて、わたしにこんなことを言ったのかもしれないけど。とりあえず、わたしは、お金を稼ぐために、黒魔の前提になる呪術師を開放するためにウルダハに行った。

 呪術師ギルドのギルマスは、ララフェルばっかりの5人兄弟とか言うかなり良く分からない構成だった。ぶっちゃけ見分けがつかないし、長男に至っては、包帯で目を隠していたり、尖った爪状の小手をつけていたりと、かなりの厨二っぷりである。

 いろいろイベントがあって、とりあえずもらった杖と盾を装備すると、呪術師デビューである。わたしは、町から出るとモンスターを襲って、経験値を稼ぎ始めた。ちょっと暴れるとレベルが上がって、ファイアを覚える。どうやら、最初から覚えているブリザドより、ファイアの方がダメージが大きいっぽい。

 とりあえず、わたしは、そこら辺の敵を片っ端からファイアで倒しまくって、レベルを上げることにした。

「呪術師解放したよー」

「おう、がんばれ」

 空っぽになったMPの自然回復中にLSで報告すると、黒魔じーちゃんが返事をくれる。なんかMPってすぐなくなるけど、回復アクションとかないのだろうか。そんなこんなで、敵を倒したり、ワインを拾ったりしながら、レベルを上げたり、クラスクエストをクリアしながらだらだら進めていった。

 そして、ついにレベル15のクラスクエストが発生する。その名も「猛り狂う危機」。今までになく凄い危険そうである。いつものララフェル兄弟からクエストを受けて、とりあえず、借金の取り立てに来ていた商人どもを、泣き落としで追い払う。ここって、オッサンキャラメイクの人とかも、この展開なんだろうか。

 商人どもを追い払うと、新しい行先の指示があったので、わたしは、クエストの現地へ向かう。場所は、ドライボーンのずーっと南東当たり。現地に着くと、専用バトルフィールドへの入り口がある。なんか嫌な予感しかしないけど、バトルフィールドの入り口から中へと入ってみた。

 このクエストって、最初の方は、出てくる敵をスリプルで寝かせて進むって展開なのね。まあ、とりあえず寝かせながら進めるんだけど。奥まで行くと、なんか名前からして悪そうなアラクランとか言う盗賊団みたいなのが出現する。荒くれなのか、悪たれなのか、語呂合わせの都合で、どっちにしてもとりあえず悪い感じしかしないタイプである。

 現れたアラクランのみなさんは、もういきなり襲ってくるから、仕方なく応戦し、どうにか一人目をファイア連打で倒す。そして、二人目の敵も攻撃しようとすると、なんかさらに現れる援軍。

「ちょっ、もうMPないんだけどーー」

 走って逃げ回ってると、じわっとMPが回復してくるので、さらにファイアを1発打って逃げる。どうにか二人目を倒すと、なんかさらに現れる援軍。なんか、こっちがもたもた1発ファイアを打つ間に、アラクランの二人から延々ボコボコにされるわたし。

 これはひょっとしてアレかっ。ギルマスたちが言ってた、エーテルとか言うのを一杯持ってこないと駄目なクエかっ。それとも、わたしが知らないだけで、座ってヒーリングとかできるのかな。

 ボコボコにされながらも、なんか回復したりしなかったりするMPゲージを、恨めしく睨みながらもパニック気味のわたし。どうやら逃げても食らうダメージが変わらないことに気づき、とうとうファイアを1発打っては、MPが回復するまで棒立ちに。

 今のところは、一緒に戦ってくれる錬金術師のNPCララフェル君が、回復薬を投げまくってくれるおかげでどうにか生きてはいるけど。なんかさらに強いのが援軍できたら、いつ死ぬかもわからない。

 死ぬ死ぬ、これはヤバい。最強装備に新調して来ればよかった、エーテル持ってくればよかった、もっとレベル上げて来ればよかった、失敗した失敗した失敗した……。

 とかやってると、ふいに妙な音に気付く。なんか時々、スコンだか、ポコンだか、妙に間の抜けた甲高い音がしている気がした。

「ん、何の音かな?」

 一瞬緊張を忘れて、画面をよく見る。すると、その音は、どうやらわたしが杖で敵をぶん殴っている音だった。しかも、ちょっとだけど、敵にダメージが当たっている。ひょっとして、これならMPなくても攻撃できるんじゃないの。

 気づいてからは早かった。ファイア分のMPがナメクジの進みのように回復するのを待ちながら、ひたすら杖で敵をぶん殴る。例えミジンコのようなダメージでも、塵も積もれば山となる。MPガス欠でほとんど削れなかった敵のHPが、じわじわと減っていく。

 三人目の敵をどうにか倒す。すると、やはりさらに敵の援軍がきて、また二人からボコボコにされるが、今度は、こっちからも杖でボコボコに殴り返す。幸い錬金術師君NPCララフェル君が回復を頑張ってくれているので、何度も何度も死にそうになりながらも、回復してもらいつつ、もはややけくそで延々殴り続けるわたし。

 かなりの時間をかけてどうにか四人目の敵を倒すと、まさかの増援はなしだった。このまま押し込むことにして、時々思い出したように1発打つたびに空っぽになるMPでファイアを打ちながら、最後の一人を杖でボコボコにする私。

 そして、倒した。完全勝利である。

 その後は、クエストのイベントシーンが続くのだが、そんなの半分上の空くらいの充実感だった。魔法使いと言えども、MPが尽きたら最後は、殴れみたいなチュートリアルも兼ねてるのかもしれない。

「クエストクリアしたーー。レベル15のクエストなのに、難易度高すぎるんじゃないのー」

「おつw」

 応じたのは、LSの黒魔じーちゃんである。わたしは、レベル15の呪術師クエストで、超苦戦してどうにか敵をボコボコにしたことをちょっと自慢気に報告する。しかし、黒魔じーちゃんは、いまいち要領を得ない反応だった。

「ちょっと言ってる意味が分からん」

「だーかーらー、MPが切れたから殴って倒したのー」

「MPって回復できるぞw」

「ああ、エーテルとかー?」

「違うw」

 黒魔じーちゃんの説明はざっくりこんな感じだった。

 呪術師は、攻撃力の強いファイアを打つと、MPが回復しないけど、攻撃力が強い状態になる。逆に、攻撃力の弱いブリザドを打つと、MPが回復するけど、攻撃力が相対的に低い状態になる。

 つまり、ファイアを打ち続けていると、自分でMPが回復しない状態にしていることになり、攻撃力が強い状態が切れるまでMPが回復しない。

「がーん……」

「ごくろうさまw」

「うぎょぉおおおぉお」

 わたしはと言えば、恥ずかしいやら悔しいやらで、なんかもう良く分からない状態で絶叫するしかなかった。MPは、普通もっとこうヒーリングとか、MP回復ポーションとか、MP回復スキルとかで回復するものだよね……。

「そんなの分かるか、バカーー」

あとがき

 めっちゃくちゃ懐かしい時期のほぼ実話ですね。

 黒魔じーちゃんは、今頃どうしてるんでしょうか。

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ねこねこ14です。 猫好きなので、nekoという名前のララフェルでFF14をプレイしています。 ジョブは、一応ヒーラメインですが、キャスターも好きです。 最近のマイブームは、クッキーリーヴ金策。

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